インターネットに時間が吸い取られる。
毎秒のように生まれる膨大な量の善悪は、特に検閲されることも、自らの意思が加えられることもなく脳天まで到達していき、結果として時間も精神も削んでいく。
それを理解していても尚、光も闇も流れるがまま見続ける。
こうして抱いた憎悪の根源は、一種の自傷行為にすぎなかった。
自分でも何言ってるか分からなくなってきたが、これはインターネット全般というよりはSNS(𝕏)や掲示板の話で、悪意が蔓延る場所を見続けることは結局は自分が傷付くだけという話であり、自分がSNS依存症に近い状態になっていることを厨二臭い文にしただけだった。
個人的には、SNSは大麻より危険だと思っている… そもそも危険の性質が異なるのだが。
これまでこのサイトで書いてきた数十の記事を見れば分かる通り、自分は文章を書くのが物凄く苦手だ。
まず文体を整えられず、口調が入り混じった状態になりがちで、更には言語化能力も文章の構成力もままならず、そもそも知識不足で最低限の教養さえ身についていない(と思っている)し、追い打ちをかけるように語彙力も冗談抜きでゼロで、見ての通り中学生レベルの文章しか書けない。それがとても悔しい。
この記事で書きたかったのは、そんな馬鹿な自分が見た最近の話題に対するOPNION(というよりは愚痴)で、内容は全てビデオゲーム関連。ここでも自分の幼稚さが浮き彫りになっているが、それはさておき…
The Game Awards (TGA)
本来なら商業イベントSGFのようにまとめ記事を上げたかったが、ここ最近は何をするにも意欲が無く、先述のようにインターネットで時間を浪費していた。
一応フルで見たが、自分の興味に合うタイトルはあまり無かったため、特筆して挙げるものはなi…強いて言うならば”Intergalactic”,“Project Century”と”The Outer Worlds 2”。
配信中、噂のようにHoly Shit と叫ぶ瞬間も自分には無かった… と言いたいところだが、実際には”Project Century”のRGG Studioロゴが出た瞬間には興奮した。最初チームニンジャの新作かと思った
”The Outer Worlds 2”の最後の機種表記では「あぁ…」となったが予想外なのにも関わらずあまり驚きは無かった。
受賞タイトルについては大抵は納得いく結果で、DLCや選考基準に疑問を下したスタジオのゲームではなくアストロボットがGOTYで良かったと思う。本当はメタファーに獲ってほしかったが…
あとWukongは面白かったけどGOTYに相応しいとは思わない。
TGA感想 C+
受賞タイトルはFC25以外どれも納得ゆくしショーケースとしても過去数年の中で特に豪華な内容だがワールドプレミア群の多くはNot for me
若造だからノスタルジーを感じなかった
上記がTGA終了直後に𝕏にポストした感想。今振り返ると実際にはB+くらいの内容だったとは思う。
Woke
GOTY発表前最後のワールドプレミアとしてNaughty Dogの新規IPとなる”Intergalactic”が発表された。
トレーラー自体はあまり面白みは無いが、コジプロ作品を彷彿とさせる雰囲気や実在のブランドが登場する、現実ベースの世界観などは非常に興味深かった。
しかしニコニコ生放送のコメント欄(元々非表示設定にしてたが終盤は何故かオンにした)では案の定”ポリコレ”を指摘する声が沢山。既にインターネットでは主人公の容姿に対する中傷が溢れかえっているのだろう。
今回の件や”ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者”のキャラクリや”Avowed”の代名詞オプションなどへの攻撃から見て取れるのは、反ポリコレ/Anti-Woke/反DEI etc..は内なる差別意識を暴露しているということ。(Avowedに関しては深く追っていないが開発者の一人が次期官僚に喧嘩売ったのが攻撃激化の要因かもしれない)
登場人物の容姿が気に食わない、黒人を主人公にするな、美男美女以外出すな、女性を主人公にするな、 はたまた 男性主人公の尻を見たくない… 最後のはただの性欲か
“活動家はポリコレをゲームに持ち込むな”という意見は実に多いが、“マイノリティーを排除したいという差別意識をゲームの中にまで持ってくるな”と自分は思うし、反ポリコレこそが表現の自由の敵に見える。
洋ゲー好きが故の逆張りでしか無いのかもしれないが、あまりにも多くの人が反ポリコレ、すなわちオルタナ右翼的な思想になっている現状は間違っていると信じている。そもそもアジア人は”ポリコレ”によって恩恵を受ける側なのに、どうして排除しようとするのか。それは最終的に自分達への差別へ繋がるかもしれないのに…
そろそろ”ポリコレ”の定義がよくわからなくなってきた
ここまでの文章を常人が見たらおそらくツッコミが止まらないだろうし、自分が完封されるまでの完璧な反論が届くだろう。でもこんなサイトを閲覧する物好きなら自分の主張を少しでも理解してもらえる気がする。
This is a Third Party
先述した通り、TGAにて”The Outer Worlds 2”のゲーム内映像トレーラーが公開され、そして最後の機種表記にてPS5版の追加が発表された、いやされてしまったとファンボーイズムが残る自分は、Xboxの将来に懸念を抱いている。
トレーラーを見れば分かる通り、ゲーム自体は前作の正統進化で期待できるし、来年発売なのにはHoly Shitとまではいかないものの結構驚いたのだが、マルチ展開はその興奮から早々に目を醒めさせた。
そもそも2021年のXbox & Bethesda Games Showcase (Xbox公式の動画が見当たらないのでIGN)では”Xbox Console Exclusiveと明確に時限でもない独占タイトルと打ち立てていた。しかし裁判で独占と発表したのにも関わらず時限独占へ変更した”インディ・ジョーンズ/大いなる円環”のように、Xboxの独占計画は比較的好意的に受け止められたビジネスアップデートの後に一転し、Satya Nadellaは完全にサードパーティー路線へ舵を切ったのかもしれない。
実際、Xbox関連の噂には多少定評のある記者Jez Cordenは以下のように発言した。
Xbox won’t have exclusives going forward. Everything is timed exclusive at most.
勿論これはすぐに広まり、もしこれが現段階で噓でも否定はなされない為、もはや恒久的な独占は今後存在しないという”事実”が形成されていくだろう。TGAでも流れた精神的勝利を象徴させる”This is a Xbox”広告も相まって、いつの間にかサードパーティーが共通認識となり、最終的にSatya Nadellaがハードウェアのプラグを抜くのだろう。
Xboxを救った男としてかつては称えられたPhil Spencerも、今やTGAでの様子を馬鹿にしたポストが𝕏で3万以上いいねされる始末。 シェアはしないので詳しくは控えるがその投稿内容は支離滅裂のように見えてならなかったが、Phil Spencerがレイオフなどの愚行に対する全てのヘイトの矛先になっているのは違和感しかなく、真に批判すべきはSatya Nadellaだと自分は確信している。
もうここから計画が逆戻りする事はもはや無いだろうが、ハードウェアと独占を最重要視するファンボーイとしての信仰心はいつまでたっても消えてくれない。声を上げたら変わる訳でも無いため、自らの墓穴を掘り進む現状を最後の時まで、ただ傍観し続けるしかない。
End
この読ませない長々とした文章を書いてきたが、改めて自分で読んでみて、本当に支離滅裂なのは自分であり、これは”OPNION”として成立していない気がしてならないが、それでも誰かがこの駄文に納得してくれればそれでいいし、また今回は文法にも多少気を配ったので経験値を積めた気にもなれた。
そもそも誰も読まないかもしれないが、それはそれで愚痴の掃き溜めとして機能しているから問題はない。