
先日、お馴染みのWindows Centralにて、いつも通りJez Cordenが記事を投稿したが、その内容が多少は話題になっている。
なお記事の内容は情報筋からの噂でしかないので、公式発表と誤解されないように注意されたし。
ハードは終わらない(本当)
Forzaの移植など繰り返される路線変更で次世代機の存在さえ怪しく感じていた人もいるだろうが、次世代機は出る。
2026年に出るという話もかつてあったが、今回の記事によるとリリースは2027年。
Xbox Series Xの高性能路線を継ぐ後継機種と共に、Gaming Handheldすなわち携帯機、そして新型コントローラーが計画されているそうだが、当然ながら現時点では計画の噂でしかない。
次世代機ではSeries Sの役割を携帯機が担うのだろうが、性能差はさらに広がり、『Baldur’s Gate 3』のような性能差が要因の延期などは間違いなく次でも健在となるだろう。
ただし記事では、“これまで以上にWindowsに近くなり、移植時に開発者が行う作業量が減ると思われる”とあり、更に以前よりPhil Spencerがインタビューで発言していたEpic Games StoreやItch.io、そしてSteamなど外部ストアの解禁も暗示している。
また、新しいコントローラーはクラウドに直接接続でき、デバイス間の切り替えがよりスムーズに出来るようになるらしく、ここからは個人の願望になるがDualSenseのようにハプティックフィードバックやジャイロを実装さえしてくれれば、欠点の無い最高のコントローラーに仕上がるだろう。
Xboxがどんな窮地に陥ろうとも、コントローラーだけは不滅であってほしい。
計画変更されたリーク通りなら、新型コントローラーはパンツ履いてるような見た目で、願望通りハプティックフィードバックや加速度センサー、すなわちジャイロ対応も含まれる。
Project Kennan
本題はそれではなく、“もう一つの携帯機”の方で、なんと年末にも新たなXboxの携帯機がリリースされるという。
翌日公開された詳細記事によると、「Project Kennan」というコードネームで開発中とされる携帯機は、ASUSが開発を担当し、ROG Allyに近いデザインになるという。
値段はSteam Deck ($399)よりは高いがLenovo Legion Go ($699)よりは安くなる見込みで、おそらく$549か$599、日本では税込で10万にギリ到達しないくらいだと推測する。
ただし、現在の荒ぶるアメリカによって経済状況は大きく変わり、値段も変動することだろう。
更にただし…
For those who were hoping Kennan would play Xbox games, I’m sorry to report that this is a tried-and-true Windows PC in essence, meaning that you cannot bring (most) of your Xbox library to the device.
残念なことに、これはXboxの名前を冠しただけの単なるポータブルWindows PCであり、Xboxコンソールのゲームを遊べるわけではない。
つまり、ただのROG Allyのガワ変えただけの代物である可能性が高い。
I’ve heard that Microsoft is committed to some pretty heavy work on Windows to really make this partner device feel as close to an “Xbox” as possible.
記事中では携帯機においてWindowsを限りなくXboxでの体験のように感じさせるために取り組んでいると記されているが、ゲームごとに膨大な項目からグラフィック設定を選んだり、Windowsの不具合に対処しなきゃいけない状況も度々あるわけで、Windowsである以上ゲーム機さながらのUXを実現するのは困難だろう。
MSは最近Xbox Play Anywhereのタイトル拡充に力を入れているようだが、Windows PCなら大多数はSteamを選択するだろうし、携帯機のサイズでは違うかもしれないがXbox Game BarよりGeforceのオーバーレイの方が普通に使いやすいと個人的には思っている。
Dead on Arival?
記事中には、これがASUS ROG Ally 2の別モデルなのか、それともこれ自体がAlly 2なのかとも記されており、結局Xboxのブランド貼り付けただけのASUS製デバイスだが、現在のXboxのハードウェアチームは、以前Windows PCのOEMプログラムを率いていたRoanne Sonesが担当しているらしいため、ASUS以外からもXboxブランド付きポータブルPCが展開されそうではある。
果たして、これを出す意味はあるのだろうか。2027年に真の携帯機が予定されていると出回っている以上、今Xboxの名前を冠してXboxコンソール版のゲームが遊べないn番煎じのデバイスを出したところで物好きと全肯定のファンボーイしか買わないだろうし、ただでさえ分かりづらいと批判されるXboxコンソールの名称がさらに混乱を招くことになるというデメリットの方が大きいように思える。
XにてJez Cordenの記事リンクの投稿に対してこれがROG Allyの単なるリスキンであり、意味をなさないとリプしたら、
first step towards full xbox handheld imo. has to happen like this first
と返答を受けたが、そんなことはないだろう…
陰謀論の域に入るが、Windows Centralは、MSから頼まれてリークを装い観測気球を挙げている気もする