
今日発表されたXbox Series X|S本体およびコントローラーの全世界における値上げ。アメリカとカナダに限りヘッドセットも値上げする。
アメリカではXSS 512GBが$299から$379.99に、XSX 1TBは$499.99から$599.99に。日本未発売の2TBモデルは$599.99から$729.99となり、PS5 Proが$699なのを考慮するとクソ高い。
公式の情報を見る限り、日本では下記の値段へと変更される。(された) いずれも税込み価格:
- Xbox Series X 1TB
- ¥54,978 (2020/11)
- ¥59,978 (2023/02)
- ¥66,978 (2024/08)
- ¥87,980 (2025/05)
- Xbox Series X 1TB デジタル エディション
- ¥59,978 (2024/10)
- ¥79,980 (2025/05)
- Xbox Series S 512GB
- ¥32,978 (2020/11)
- ¥37,978 (2023/02)
- ¥44,578 (2024/08)
- ¥62,480 (2025/05)
- Xbox Series S 1TB
- ¥44,578 (2023/09)
- ¥49,978 (2024/08)
- ¥67,480 (2025/05)
ご覧の通り、今回の値上げでは日本では$100どころではなく2万近くも値上げしている。XSS 512GBなんかは初期価格の2倍近い値段になってしまっている。現在のPS5通常版とXSXデジタルが同価格なのはイカれているし、もはや売る気のない値段
また、コントローラーも値上げで高価に。標準のワイヤレス コントローラー + USB-C® ケーブルが¥9,130になってしまう。新型でも無いのに…
更にEliteコントローラーもCoreで¥20,900など非常に高価に。詳細は公式でチェック。まだちょぅと安価な限定モデルもある
そしてホリデーシーズンから一部の新作ソフト価格も$69.99から$79.99へと値上げし、“DROP THE PRICE”騒動を巻き起こしたSwitch 2の『マリオカート ワールド』と足並みを揃えてしまう。
マリカーは日本では単体DL版が¥8,980でパッケージが¥9,980だが、元々70ドルで¥9,680やら¥9,700だったMSタイトルは今後日本でどうなるのだろうか。信長の野望みたいな値段になるのか、それとも1万円ラインは死守するのか…
恐らく$80になるのは定例のCoD新作やFable,Forza,Gears,パーフェクトダークなどのフラッグシップ級の大作で、『NINJA GAIDEN 4』や『State of Decay 3』は$70にとどまりそう。『The Outer Worlds 2』は今年のShowcaseでフィーチャーされるのでもしかしたら$80かもしれない
今回の値上げは明らかにトランプ関税が要因だが、日本での大幅値上げなどは見るに「逆ザヤで売らない」とハード普及を諦め利益率を重視する路線にシフトする昨今のマルチ路線以降の傾向とも合致している。
Game Passは今回は値上げの対象外だが、ゲームの価格高騰で自然と価値も上がり、またDay Oneの大作が続々とリリースされかつての勢いを取り戻しつつある現状で価格を維持し続けられるとは思えない。おそらく夏頃に値上げのアナウンスがあるだろう。
他ハードも例外ではなく、PS5もそのうち再再再値上げが行われるのではないかと危惧している。そしてSwitch 2はローンチで手に入れておいた方がいいだろう。
次世代機はXboxもPSも10万越えが既定路線となっているが、とはいえPCパーツも高騰している訳で貧民には世知辛い世の中である。やはりクラウドがゲーミングの未来なのか?