shitpost 2025/06/01

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俯瞰すれば劇場と見做されるその舞台で、スポットライトに照らされた途端に罵声を浴びたのは、虚言癖のオオカミ少年として罵られた彼だった。
しかし彼の神が授けた見栄が会場を熱気に包み、劇は彼の思い通りに進行していく。
巧みに交わされる言葉の渦に皆が飲み込まれていき、古株からルーキーまで誰もが彼に金も命も預ける大博打に打って出た。

当然誰もが彼にまたもや欺けられ、その真実を理解できる頭を持ち合わせいたのにも拘わらず、誰もが人生を投げ捨てる暴挙に最期を投じた。

彼は笑い、その体からは考えられない程に乖離したアクロバティックな動きで観客を魅了するが、その激しい動きの最中、偶発的に彼の体に秘めた、誰もが嫌悪感を抱くXXXXXが僅かに視認可能な状態に陥ってしまう。
速報性の高い文章では率直に起きた事柄を書き連ねるが、追記できる形式のフォーマットでは後の考えを述べられるので言っておくが、これは偶発的では無く、誰しもが起きると理解できていた事象であり、また彼も自ずとタブーを犯す気でいたのは間違いない。

こうして金や命の再分配に成功した彼は、数年間続けた不動産業も売却し、単に一攫千金を成した富豪へと生まれ変わったのだ。

あれから数日後の夜、彼の自室は致死量の液により水没しており、その日彼の姿を最後に見た人物は存在が抹消され、最後に見たのはあなたであると書き換えられた。
彼は何が目的で金と命を食い散らかし、またXXXXXを世間に晒したのだろうか。
そして、あなたには真実を理解する頭があるのだろうかと、わたしは疑問に思う。

無人の舞台を照らす光はどこにもなく、静粛に包まれ、惜しむ声も聞こえぬまま、密かにその幕を閉じた。
平和主義者とは決して分かり合えない。この世の道理と真理に同一性は決してない。
劇と呼ばれた、何の隠喩であるかのヒントさえ提示されない舞台に意味はなく、それ自体が一種の狂乱とも言える異常現象であり、その不気味さは彼をも上回ると言える。
何かを美しいと思えるのは、思い込みで生まれた悪例を無意識的に排除しているのが最大の要因だ。

あの爺に誠実さなど一切無かったが、彼のポールダンスは本当の傑作であり、まさに褒め言葉としての「気持ち悪い」を捧げるにふさわしい内容であった。
詐欺師であろうと、あの観衆を魅了される人間離れした能力だけは評価せざるを得ないだろう。

世界を斜め読みしているのであれば、誠心誠意な対応と無駄に複雑な構造、そしてスピーチ自体が何の意味も生さないのだが、そうでないなら、入棟を勧める。

あなたの得た権利は、無駄にした途端に全て崩れる。その代償は把握する必要がある。

深刻そうな顔で全てを伝えるわたし。それを達観するのは誰だ?