とうとうこの日がやってきた。
Forza Horizon 5のPS5移植が今朝発表され、PS5ユーザーにとっては待望でありまたプラットフォーマーとしてのXboxの敗北を象徴させる玉音放送に近いアナウンスとなった。
PS5版は2025年春にリリース予定で、Hot WheelsやRally AdventureなどのDLCもリリースされる。またそれに合わせて全機種向けのアップデートも実施されるという。
崇拝していたプラットフォームの終わりを祝う投稿に溢れていることを察知し、精神的ダメージを回避するために各種SNSをDoomscrollingするのを控えているが、きっと悪意のある側の人たちはそういう投稿をしているのだろうし、悪意がなくともそう思うのがもはや当たり前となった。
昨年8月、Gamescomにて”インディ・ジョーンズ/大いなる円環”のPS5版が発表される前にも噂が流れていたが、まさか今日突然それを目の当たりにするとは思いもしなかった。
正直、直近のNateの噂や360時代は独占だったMSパブのNINJA GAIDEN 4のマルチ展開などを見るに近いうちに何らかのPS5移植が発表されることは覚悟していたが、去年のようなPodcastでFFシリーズの移植や未だに起きていないCoD過去作一挙追加のような”良いニュース”と共に発表され、Halo,Gears,Forzaの三大タイトルはなんだかんだで独占に留まると信じてやまなかったし、信じていたかった。
この時点で、Phil SpencerとSatya NadellaはXboxを破壊した男らとして名を刻むことになるだろう。その起点が彼らでないにせよ、最終的に方針を180度回転させることになったのだから。
なお先月には
Xboxの独占計画は比較的好意的に受け止められたビジネスアップデートの後に一転し、Satya Nadellaは完全にサードパーティー路線へ舵を切ったのかもしれない。
TGAでも流れた精神的勝利を象徴させる”This is a Xbox”広告も相まって、いつの間にかサードパーティーが共通認識となり、最終的にSatya Nadellaがハードウェアのプラグを抜くのだろう。
Phil Spencerがレイオフなどの愚行に対する全てのヘイトの矛先になっているのは違和感しかなく、真に批判すべきはSatya Nadellaだと自分は確信している。
と今回のような展開を恐れつつ若干Phil Spencerを擁護 (Leave the Multimillion Dollar Company Alone )したものの、Microsoft Gaming CEOである彼もその路線を受け入れており、本件に関しては明らかに批判すべき対象となる。
そして悪名高い”移植のレッドラインは無い”発言はやはり真実であり、Xboxにとってのマリオカート級タイトルである”Forza Horizon 5”の移植はHaloやGears、Starfieldそして今後リリースの全てのMSタイトルも全て最終的に同じ道をたどるという想定を生み出したし、直ぐに想定ではなく事実となると感じさせる。
しかも、それらは時限独占ではなく同時発売となり、早ければ年内にも”第二のセガ”となるのだろう。
セガとは異なりハードウェアは次世代機までは継続されるだろうが、SteamDeck以上にニッチな機種となるに違いない。
PCを”This is an Xbox”と言えば精神的勝利で勝ち誇れるが、なんと惨めなことだろうか。
今後
この発表により、遂に自分もプラットフォームへの信仰心を捨て… られるのだろうか?
盲目に支持するのは既に辞めているが、完全に見切るのはこの状態でも至難の業だった。
それだけ信仰心が根強く残り続けている以上、“ハードウェアと独占を最重要視”していたのにもかかわらず、今後もサードパーティーとしてのMSを支持することになるのだろう。
記事上げようとした途端にAvowedの日本語版(と韓国語版)が1か月程度の延期という更なる悪いニュースがひっそりと発表されてしまった。
このタイミングでの延期発表は、Anti-Wokeな輩の攻撃材料となってしまうのだろう…
どうしてこうなった…